食べ物の保存は、長い歴史をかけて比例するように長くなっており、現在も進行中の技術ですが、紅茶の保存もそれなりに進化しているのでしょうか。
残念ながら今のところ紅茶(茶葉)の保存に革命的な道具や方法の提唱はされていませんが、美味しい紅茶をできるだけ美味しいまま楽しむために、基本的な保存方法はしっかりと心得ておきたいですね。
紅茶(茶葉)にとって、3つの大敵を確認しておきます。
におい
他の食べ物に比べ、紅茶はそれほど風味の強い飲み物ではなく、特徴である香りはなんとか買った時の状態を保ちたいところです。
紅茶の茶葉はほかの食べ物などのにおい移りが強く、果物やスパイス類の近くに置けば、簡単ににおいが茶葉へと移ってしまいます。
ですので、においの強いものの近くや、冷蔵庫にも置かないようにしましょう。
湿気
紅茶の茶葉はどんなタイプであれ、さらさらの状態です。
乾燥していることは容易に理解できますが、逆に言えば湿気が大敵です。
6~7パーセントほどの水分しか含んでいない茶葉は、湿気をすぐに吸ってしまい、味が落ちてしまいます。
カビも生えてしまうこともあるので注意が必要です。
熱
最後に注意しなければならないのは、熱です。
風味の劣化に影響するので、コンロのそば、レンジの上や冷蔵庫の上、直射日光の当たる場所は避けましょう。
乾燥した場所で、室温を一定に保った場所で保存するのがベストです。