2023年もゴールデンウィークが過ぎ、5月中旬あたりとなるとちょうど過ごしやすい季節だと感じています。
しかし、季節は進み、変わっていくものであり、6月となると個人的には一番苦手な季節がやってきます。梅雨ですね。
1年を通じて必要な期間でもありますが、やはり気分的にも気候的にもどんよりとしてしまい、体調にもすくなからず影響を受ける人も多いでしょう。
本格的な梅雨の時期に入る前に、コンディショニングをできるだけ整えられるよう準備しておきたいですね。
メニュー
梅雨と体調の関係性は?
梅雨時期は、なんとなく体がだるかったり、肩がこったり、気分が落ち込むといったことで悩む人がいると思います。
気象病というのを知っているでしょうか?
気候や天気の変化が原因でおこる体の不調の総称で、頭痛、めまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み、喘息などさまざまな症状が出るのが特徴がるそうで、医学的に確立したものではないようですが、雨が降る前日によく頭痛を経験していた身としては、わかりやすい名称だと思います。
不調となる原因は?
天気がすべての体調に影響を及ぼすわけではありませんが、人間の体は日照時間の減少で影響があるのは一因とされています。
太陽の光を浴びる時間がいつもより少なくなると、「セロトニン」(幸せホルモンといわれている)や、「メラトニン」(睡眠を調整するホルモン)の分泌が減少して、気持ちが沈んだり、不眠が起こりやすくなったりするそうです。
雨が続いて外出する機会も減るので、気分が下がるのもわかる気がします。
ケア
不調になってしまうのは仕方がないのもあります。とはいえ、どうにかできるものならどうにかしたいですし、体調を崩したとなった場合も含めて、自分自身でできることを確認しておきましょう。
体を冷やさない
ジメジメとした空間をエアコンで除湿することが多くなる時期ですが、温度の下げすぎには注意しましょう。
また同時に、暑いからといって冷たいものを食べすぎたり飲みすぎたりしないようにも気を付けておきましょう。
適度な運動
できるだけ外でウォーキングをするなどが望ましいですが、雨が多くなると思われるので、室内でもできる筋力トレーニング、ストレッチ、ヨガといったことを無理をせずに行うようにしましょう。
昨今では、Youtubeをはじめ、動画を見ながらでも行うことができるでしょう。
太陽光を浴びる
なかなか難しい時期ではありますが、梅雨の晴れ間を狙ってできるだけ太陽の光を浴びたいところです。
ゆったり入浴
入浴は、副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる効果があります。
ぬるめの湯(37~39℃が目安)に20分程度時間をかけて、ゆっくりと浸かるのがいいようです。
睡眠をしっかり(質の向上)
しっかりとした睡眠には質の向上も重要です。
梅雨前に布団やまくらを天日干しして、カラッとさせます。布団乾燥機や除湿マット、除湿シートを利用するのもいいでしょう。
また、寝るまにパソコンやスマートフォンの画面を見すぎないようにし、カフェインの摂取も控えましょう。
バランスのとれた食事
疲れ、だるさにはビタミンB群が有効とされています。
ビタミンB群は、肉、魚、乳製品、卵などから摂ることができます。タンパク質も体力のためには大切です。
また、時期的に食中毒も発生しやすくなるタイミングなので、玉ねぎ、にんにくといった殺菌作用のあるものも取り入れたいですね。
おすすめのハーブ
鎮静、鎮痙、抗菌の作用があるラベンダーがおすすめです。
ラベンダーは、不安、不眠、神経疲労、神経性胃炎に適応します。
ラベンダーはインテリアやアロマセラピーなど、さまざまな用途で使われている定番かつ人気のハーブですね。
ハーブティーはもちろん、アロマ、芳香、スキンケア、ポプリなど、食用とそうでないもの、品質などに注意して扱いましょう。